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   <title>がん治療</title>
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   <title>乳がんの治療</title>
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      乳がんの治療には、外科療法・放射線療法・薬物療法があります。
ここでは、そのがん治療の種類について説明しましょう。

外科療法では、以前のように乳房の大きな切除は少なくなっています。
手術では、患者の希望を前提にして、がんのある部分のみ取り除き、できるだけ乳房を温存する方法を検討します。
がんの広がりが大きい場合には温存するのは難しく乳房全体を切除することが多くなります。
日本乳がん学会の基準では、がんの大きさが3cm以内で、数が1つの場合には温存手術が適応となります。
しかし、必ずしも基準通りではなく、抗がん剤によりがんを小さくしてから温存手術をする方法をとることも多くなっています。

また、温存が困難な場合、乳房再建を行うことも増えています。
乳房再建は自分の背中やおなかの筋肉を用いる場合と、人工物を用いる場合があります。
乳頭も手術で作ることができます。

放射線療法は乳がんの場合、外科手術のあと、再発を防止するために放射線照射が行われる場合などに用いられます。

乳がんでの薬物療法は、大きく分けてホルモン療法、化学療法、新しい分子標的療法の3種類があります。
化学療法で用いられるのは、注射と内服薬です。
分子標的療法は、乳がんの増殖に関与していると考えられているHER2タンパクをねらい撃ちした治療法が最近開発されています。
この療法はHER2タンパクを多く持っている乳がんの治療を大きく変えると期待されています。

このように、乳がんには、様々ながん治療の方法があり、早期発見であればあるほど、再発や転移を防ぐことができるのです。
      
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   <title>乳がんの検査</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:57Z</published>
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      乳がんは早く見つけるほど、再発や転移の可能性が低くなります。
近年、早期発見につながる画像診断の技術が進み、がん治療の技術も格段に進歩しています。

乳がんの検診で行われるのは、医師の視診・触診、エコー(超音波)、マンモグラフィです。
がんの可能性がある場合は、細胞診や組織の検査が行われます。

・エコー(超音波)検査
乳房に超音波を当て、その反射によってできる画像により診断するもので、痛みはありません。
しこりがあると、その形や大きさがよくわかります。

・マンモグラフィ
乳房を引っ張って平らに伸ばし、2枚の板ではさみ、縦・横2方向のレントゲン撮影をします。
板で挟むときに痛みがありますが、とても痛い人やそれほど痛みを感じない人、様々です。
マンモグラフィでは、乳房の中の石灰化と呼ばれるカルシウムの沈着がよく見えます。
しこりを伴わない石灰化が写ることがあり、微細な乳がんの発見につながります。

エコーやマンモグラフィで見えるしこりや石灰化は必ずしも乳がんではありません。
それらの形や大きさで良性・悪性を判断します。
そして、さらに正確な診断が必要な場合、病理検査が行われます。
病理検査には、下記のものがあります。

・細胞診
細い針でしこりの細胞を取って検査します。

・針生検
細胞診よりも少し太い針で組織をくりぬくように取り、検査をします。

・マンモトーム生検
針生検よりもさらに大きな針で、より大きな組織を取って、より正確な診断ができます。

このように、乳がんの検査には様々なものがあります。
早期発見のため、自己検診や定期健診をすることによって、もしがんが見つかっても、よりがん治療による負担を少なくすることができるのです。
      
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   <title>乳がんの自己検診</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:57Z</published>
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      乳がんは、日本の女性の18人に1人、年間4万人以上かかる病気です。
2005年の日本の女性の部位別がん死亡数の中では、胃、肺、結腸 、肝臓に次いで乳房が5位であり、女性がかかるがんの第1位です。
乳がんは、自分で触って見つけられる可能性のあるがんです。
早期発見のためには、月1回、自分で乳房を触ってチェックしてください。

自己検診の方法は、上半身の映る鏡の前に立って、乳房の形や左右の乳房に違いがないかなどをチェックします。
次にバンザイをするように両手を挙げて、乳房を観察します。
がんがあると、皮膚がひきつる、えくぼのようにへこみが出ることがあります。
次にあおむけに寝て、乳房を触診します。
乳房の外から内側へ、乳房と反対の手の指の腹を滑らせるように触っていき、しこりがあるかどうかを調べます。
両方の乳房を調べた後は、座って同じように調べます。
そして、最後に乳首をつまんで分泌物がないかを調べます。

自己検診で気になるしこりがあった場合には、病院で検査をしてください。
しこりがあっても、乳腺症などの場合があり、実際に乳がんと診断されるのは1割ほどです。
しかし、自己判断は危険ですので、必ず病院へ行きましょう。
また、自己検診だけでなく、乳がんの定期健診も年1回受けるようにしましょう。
早期発見でのがん治療が再発を予防し、乳がんで亡くなる可能性を低くするのです。
そして、早期であればあるほど、がん治療も容易になるのです。
      
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   <title>がん治療薬としてのサリドマイド</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:57Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      サリドマイドは、昭和30年代に睡眠薬として販売されたものの、このサリドマイドを妊娠中に服用した女性から、四肢の一部ないし全部、耳がないなど体に以上をきたした赤ちゃんが生まれ、社会問題となった薬です。
1962年(昭和37年)に販売中止となりました。
しかし、このサリドマイドは血液のがんである多発性骨髄腫の治療に効果が認められ、医師がサリドマイドを個人輸入して患者に投与することが増加しました。
平成17年、厚生労働省は、サリドマイドを希少疾病用医薬品（オーファンドラッグ）に指定することを認めました。
希少疾病用医薬品は、患者数が少ないエイズや難病など医療上の必要性が高い半面、患者数が少なく研究開発が進まないことを防ぐため、税制の優遇など研究開発促進制度を受けることができる医薬品です。

藤本製薬が平成18年、多発性骨髄腫の治療薬として国内承認申請を行いました。
そして、平成20年に厚生労働省の薬事分科会における審議において、再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬としてのサリドマイドの製造販売承認可を差し支えない、との審議結果が発表されました。
このため、サリドマイドが多発性骨髄腫の治療薬として製造販売承認される見通しとなりました。

がん治療に効果があると認められたサリドマイドですが、胎児成長障害の副作用を持つことから、安全管理を徹底させなければいけません。
しかし、患者にとってがん治療に大きな期待の持たれる治療薬なのです。
      
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   <title>「がん」とは何か</title>
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      人間の細胞は、通常、生体の制御のもと必要な増殖調節を受け、体の各部分でそれぞれの働きを持って活動しています。
細胞には寿命があり、寿命を終えた細胞は新しい細胞と入れ替わります。
しかし、その細胞が外的や内的な原因で、制御ができなくなり無秩序に異常増殖していくのが腫瘍細胞です。
この腫瘍細胞には良性のものと悪性のものがあります。
良性腫瘍は増殖がおだやかで、臓器や生命に大きな影響を及ぼしません。
悪性腫瘍が「がん」であり、周囲の組織に侵入したり（浸潤）や血管やリンパ管を通り転移する性質があります。
この悪性腫瘍が増殖と転移を繰り返します。
そして、正常な細胞の栄養分を奪い(悪液質)、体に変調をきたします。
がんは、転移した先で臓器を破壊し、臓器が生命維持に必要な機能を果たせなくなるなど、出血するなどによって、臓器や生命に大きな影響を与えるのです。
がんは、筋肉・骨・神経など非上皮性細胞から発生する「肉腫」、皮膚・粘膜などの上皮性組織から発生する「がん腫」に分けられます。

がん治療において重要なのは、早期発見と早期治療です。
そのためには、定期的な検診が必要です。
医療の進歩によって近年、がんは治る病気となってきています。
がん検診は義務ではありませんが、それゆえに日本では受診率が低く、受診していれば助かった命も多くあります。
検診を怠らないことが、がん治療の第一歩なのです。
がんから身を守るためには、まず検診を受けてください。
      
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   <title>肝臓移植</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:56Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      がん治療の1つに臓器移植があります。
進行性の肝臓がんへのがん治療の最終手段が肝臓移植です。
日本では、1997年に臓器移植法が施行されました。
1989年から血縁者や配偶者等が自分の肝臓の一部を提供する生体肝移植が行われており、臓器移植法が施行されてからも脳死肝移植の数は少なく、生体肝移植の数は増加しています。
生体肝移植は2004年から保険適用ができるようになりました。

日本では、次の症例の人が肝臓移植の対象となります。
・劇症肝炎
肝細胞が壊れ、その肝臓機能が急速に損なわれる病気です。
・先天性肝・胆道疾患
生まれつき、胆道が全部もしくは一部が閉鎖している先天性胆道閉鎖症や胆管が膨らんでいる先天性胆道拡張症などを指します。
・先天性代謝異常症
細胞の中の代謝が生まれつきうまくいかない病気です。
代謝異常のため、余計な物質がたまり、逆に不足して発育障害など様々な障害がでてきます。
・Budd-Chiari(バッド・キアリ)症候群
肝静脈や肝部下大静脈の閉塞で肝臓から出る血液の流れが悪くなって門脈(腹部臓器から血液を集め肝臓に運ぶ血管)の圧力が上昇する疾患です。
・原発性胆汁性肝硬変症
肝臓の中の細い胆管が慢性炎症によって壊され、胆汁が流れにくくなり、肝臓内に胆汁が停滞して起こる病気です。
肝硬変と名がついた病気ですが、必ずしも肝硬変になるわけではありません。
・原発性硬化性胆管炎
慢性炎症で太い胆管が細くなって、胆汁の流れが滞り、最終的には肝硬変や肝不全になってしまいます。
・肝硬変
慢性の肝障害が進行して、肝臓が硬くなり機能が低下する疾患。
・肝細胞がん
      
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   <title>肝臓がんと肝炎ウイルス</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:56Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      肝臓がんは発生の要因がはっきりしているがんの1つです。
主な要因は、肝炎ウイルスの感染です。
長期に渡るウイルス感染によって肝細胞で炎症・再生が繰り返されて遺伝子が変異し、それが積み重なり、肝臓がんへと進展する要因となっています。
肝炎ウイルスにはA、B、C、D、Eと様々な種類がありますが、肝臓がんに関係するものは、BとCです。
世界の肝臓がんのうち約75％がB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスによるものです。
そのため、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの感染予防と、感染者に対する肝臓がん発生予防が、肝臓がんにならないためには重要です。

肝炎ウイルスに感染すると肝炎という病気になります。
肝炎の症状は全体倦怠感、食欲不振などの症状があります。
感染しても自然治癒してしまう場合もあります。
また、肝炎ウイルスの感染者でも肝炎にはならず、肝炎ウイルスを保持続ける人もいます。
そういう人を肝炎ウイルスのキャリアと呼びます。
肝炎である人もキャリアの人も共に肝臓がんになりやすいので、定期的な検査が必要です。
肝機能に異常のないキャリアの場合は半年に1度、血液検査の数値が高いなど肝機能に異常がある場合は3～4ヵ月に1度の検査が必要となります。

肝炎ウイルスの感染の原因は、母子感染、輸血、性行為、針刺し行為(医師や看護士の針刺し事故など)です。
現在は妊娠中の母親への肝炎ウイルスの感染有無を調べる検査が行われており、母親がB型肝炎ウイルスの感染者と判明した場合、新生児にはすぐにワクチン治療が行われています。

肝臓がんになった場合に行われるがん治療には、外科療法、体の外から針を刺す穿刺療、肝動脈塞栓術が中心となります。
また、肝臓がんになった場合、がん治療を行っても肝炎ウイルスがなくなる訳ではありません。
治療後も定期的な検査が必要となります。
      
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   <title>3大がん治療法</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:56Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      がん治療の方法である、外科的手術、化学療法、放射線治療をまとめて3大がん治療法と呼びます。
ここでは3大がん治療法についての説明をしましょう。

・外科的手術
最も一般的ながん治療の方法です。
初期がんの場合に大きな効果を発揮します。
がんと、がんの取り残し防止のために周囲の組織とリンパ節を取り除くことがあります。
がん発生の臓器すべてを取り除く全摘術、一部を残し大部分を取り除く亜全摘術、がん発生部分だけを取り除く部分切除、がん発生の臓器と隣接する臓器を取り除く拡大切除・広汎全摘などがあります。

・化学療法
化学療法の1つに、抗がん剤を用いてがんの発育や増殖を抑制する抗がん剤治療があります。
抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常細胞にまで作用するので、副作用として脱毛や吐き気、発熱など様々な副作用があります。
病状にあった治療の必要性をよく理解したうえで効果的な治療を受けましょう。
この他、化学療法にはホルモン剤や、免疫賦活剤(めんえきふかつざい)を用いるものがあります。

・放射線治療
X線やガンマ線などの放射線照射により、がん細胞の発育や増殖を抑制する治療方法です。
がん細胞のDNAに作用して増殖を抑え、アポトーシスを起こさせてがん細胞を死滅させます。
手術や化学治療と併用することで、大きな効果を得ることができます。
技術が格段に進歩し、できるだけ正常細胞には少ない照射量にして、がん細胞に多く照射できるようになりました。
現在はがんの根治治療から緩和治療(痛みを和らげる目的の治療)に、幅広く使われているがん治療です。
      
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   <title>最新のがん治療　―　分子標的治療・新生血管抑制治療</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:56Z</published>
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      ここでは、最新のがん治療である分子標的治療と新生血管抑制治療について説明します。

・分子標的治療
分子標的治療とは、正常細胞ががん細胞へとなる過程で、がんの成長・増殖に関わるタンパク質や酵素などの特定の分子に作用する薬剤を使用してがんの増殖・転移を阻害し、がん細胞を狙い撃ちにする治療方法です。
抗がん剤が正常細胞も攻撃してしまうのとは違い、分子標的治療薬は、がん細胞へピンポイントで攻撃するので、分子標的治療は副作用が少ないがん治療です。
抗体療法とも言います。

分子標的治療で使われる薬剤には、HER2が発現する乳がんに使われるハーセプチン、グリベック、リツキサン、ゲムツズマブ・オゾガマイシン、タルセバTarceva、ネクサバールNexavar、アバスチンAvastin、スーテントSutentなどがあります。

・新生血管抑制治療
がん細胞が大きくなるために栄養が必要です。
周囲の正常細胞が弱っていても、がん細胞は栄養を手に入れるために新しい血管を作り(新生血管)、周囲に張り巡らせます。
さらにその新生血管は、がんが転移するときのルートにもなるのです。
新生血管抑制治療では、新生血管抑制剤によって新生血管の成長を抑制し、がん細胞を縮小させます。
新生血管の成長を抑制することで、がんの転移を阻止することもできます。

新生血管抑制治療で使われる薬剤には、インターフェロン、フマリン（TPN470）、NK4、アンギオスタチン・エンドスタチン、サリドマイド、プロラクチンなどがあります。
      
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   <title>最新のがん治療―遺伝子治療</title>
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      現在行われている最新のがん治療の1つに、遺伝子治療があります。
遺伝子治療は手術などとは違い、副作用の少ない治療方法です。
遺伝子治療には下記のものがあります。

・免疫遺伝子療法
体の免疫力を強くし、それによってがんを治療する方法です。
免疫とは、ウイルスや細菌、がん細胞を異物と認識してそれを攻撃し排除する、体が持っている機能です。
リンパ球の、がんへの攻撃力を遺伝子操作によって強化して体内に戻す養子免疫遺伝子療法と、がん細胞の遺伝子を操作して標的として認識されやすいようにして、転移などで残っているがんを縮小・消失させる腫瘍ワクチンという方法があります。

・自殺遺伝子療法
哺乳類が持っていない代謝酵素遺伝子を体内のがん細胞に導入します。
この代謝遺伝子はプロドラッグと呼ばれる無毒で医薬品により投与で、ある酵素によって毒性化します。
このがん細胞を毒性化させる自殺機能により、がん細胞だけを殺してしまう方法です。

・がん抑制遺伝子療法
がんを抑制する働きを持つ遺伝子の1つがP53です。
がん細胞には、このP53が非常に少ないことがわかっています。
正常な細胞は、一定期間増殖を繰り返した後死滅しますが、がん細胞は異常増殖してしまいます。
P53は、細胞の増殖を抑制します。
P53は放射線や化学物質によってDNAが傷つくと大量に発生し、間違ったDNAの合成を阻止します。
また修復不能な傷害を持つ細胞にアポトーシス（細胞の自殺行為）を起こさせて、自殺させてしまう働きも持っています。
がん抑制遺伝子をがん組織に導入して、がん細胞を小さくし死滅させる効果が期待できます。

このように、最新のがん治療である遺伝子治療には、様々な方法があるのです。
      
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   <title>胃がんの治療</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      胃がんは2006年日本の部位別がんでの死亡数では、男性が2位、女性は1位です。
胃がんは胃粘膜内の細胞がなんらかの原因でがん細胞となる病気です。
また、粘膜ではなく胃壁におこるスキルス胃がんもあります。

胃がんの場合、手術が一般的で最も有効ながん治療です。
胃の切除と周辺の転移の可能性のあるリンパ節を取り除きます。
病変が浅く、リンパ節への転移の可能性が極めて低い場合に行われるがん治療は、内視鏡的治療で、手術ではなく内視鏡によって切除します。
胃がんの化学治療(抗がん治療)では、手術と併用の場合と、抗がん剤投与中心の治療があります。

胃は食物を一定時間溜めておいて、適量ずつ胃の幽門部を通り十二指腸へ送り出す働きがあります。
このため、胃の全摘出や幽門部の切除を行った場合には、胃のこのような働きが機能しません。
胃の全摘出や幽門部の切除を行った場合、食べたものが直接小腸へ流れ込み、血糖値が急激に上昇します。
インシュリンが分泌される頃には、糖はほぼ吸収されて、今度は低血糖になってしまいます。
胃がんの手術には、このような副作用があることを知り、手術後の食生活に気をつけなくてはなりません。
再発の危険性が少ない場合には、手術後の通院は年1回で済みます。

胃がんの検診は40歳以上の方は年1回受診してください。
検診方法で一般的なものは、胃Ｘ線検査、胃内視鏡検査、ペプシノゲン検査(血液検査により胃粘膜の老化度を診る)、ヘリコバクターピロリ抗体検査(胃がんの原因となる可能性のあるヘリコバクターピロリ菌感染の有無の診断)があります。
ただし、ヘリコバクターピロリ菌に感染していても胃がんになる人は少数です。

早期発見、早期治療があなたをがんから救うのです。
      
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   <title>大腸がんの治療</title>
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      大腸がんは、発生部位により、盲腸がん、結腸がん、肛門に近い場所にできる直腸がんに分かれます。
がんの症状は、血便、貧血、下痢と便秘の繰り返しなどがあります。

最近の定期健診では必ず便潜血反応が行われ、大腸がんが発見されることも多くなりました。
大腸がんの検査では、注腸造影検査(肛門からバリウムと空気を注入してレントゲン写真をとる)と大腸内視鏡検査が主流です。
内視鏡検査で悪性のポリープが見つかるとその場で切除して終了というケースも多くなりました。
早期発見による初期の大腸がんは内視鏡手術で切除できますが、進行がんの場合には外科手術を行います。
外科手術は、開腹手術と腹腔鏡(ふくくうきょう)手術があります。
直腸がんの場合には、肛門や肛門付近を切開して、がんを切除する方法があります。
しかし、最近は肛門括約筋(こうもんかつやくきん)温存手術により、直腸がんの8割は人工肛門を避けられるようになっています。
肛門括約筋の機能低下など肛門括約筋温存手術ができない場合には、人工肛門を造設しなければなりません。

大腸がんの早期発見の場合には、内視鏡的切除や外科療法により、完全に治すことができ、ほぼ100％の高い割合で治癒が見込めます。
少し進行しても手術可能であれば、外科手術によって完全治癒が望めます。
しかし、進行がすすみ、肺や肝臓などに転移が起こった場合、手術と放射線療法・化学療法が行われます。

このように大腸がんは、がん治療による治癒の確率が高く、それは早期発見・早期治療であればあるほど確率が高くなります。
がん治療での治癒の確率を高くするためにも、定期的な検診が重要です。
      
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   <title>秋田県の玉川温泉</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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      秋田県の玉川温泉は、がん患者が集まる温泉として有名です。
新幹線田沢湖駅からバスで80分、もしくはJR鹿角花輪駅からバスで1時間の場所にあります。
玉川温泉の泉質は、pH1.05という強酸性の湯で、軽い発泡性があります。
微量の放射能が温泉水、湯華、土砂に含まれています。
源泉は98度の高温です。
ここで、生成、産出されるラジウムを放射する北投石は特別天然記念物です。
一般の温泉ようにお湯につかるのではなく、岩盤浴が有名です。
また、玉川温泉の源泉は、配送もしてもらえます。
玉川温泉は通常の温泉とは違って、療養・静養を目的としています。

玉川温泉は奇跡の温泉とも言われています。
玉川温泉の効能には、リウマチなどの神経疾患・慢性の皮膚病・肝機能の活発化があります。
がん治療としての効能があるとは書かれてはいませんが、この温泉でがんが治ったという話を聞いてがん患者が多く集まってきます。
地熱で温まった岩盤の上で、湯治に訪れた多くの人がござを敷き、その上に寝転がっています。

がんに効くという口コミが広まり、玉川温泉に行くツアーも多く行われています。
がん治療などでがんと戦っている人たちにとって、多くの患者が集まるこの温泉は、がんを治すという気持ちを強くしてくれる温泉なのかもしれません。
そこには癒しの空間があるのです。

玉川温泉の他、がん患者が集まる温泉として有名なのは、福島県の三春温泉です。
ザ・ドリフターズの故いかりや長介さんが末期がんになった時に通っていたことで有名です。
      
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   <title>がんの温熱療法</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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      がん細胞は増殖する力は強いのですが、正常細胞に比べ熱に弱い特性を持っています。
がん細胞は41度でダメージを受け始め、42.5度で死んでしまいます。
この性質を利用したがん治療が温熱療法で、ハイパーサーミアとも呼ばれます。
正常細胞は加温しても体温を一定に保つ体の働きにより細胞が守られますが、がん細胞は加温によって高温となり、死滅してしまうのです。

温熱療法は単独でがんを治癒することは難しく、化学療法や放射線療法と併用して行われるがん治療です。
特に体の奥にあるがんは、骨や脂肪により熱が届きにくく、温熱療法だけで治すのは難しいのです。

温熱療法には、全身温熱療法(全身を加温する)と、局所温熱療法(がんとその周辺の加温)があり、主に使われるのは局所温熱療法です。
局所温熱療法では、マイクロ波や電磁波で患部を温めます。
一般的に体の外から放射しますが、食道、直腸、子宮、胆管などは、口や腟、肛門などから器具(電極針など)を入れて加温する方法もあります。
加温時間は体の負担を考えて、45分から60分くらいです。

温熱療法は、副作用がなく、がんを弱らせることにより、併用している抗がん剤などの効き目を大きくする特徴があります。
デメリットは、加温することによる、やけどや痛みです。

温熱療法は1996年より保険が適用となりました。
ただし、温熱療法だけでは治癒が難しいことから、現在、温熱療法は局所進行がんや再発したがんに対するがん治療となっているのです。
      
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   <title>子宮体がん・子宮頸がん</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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      女性に多いがんである子宮がんは、子宮体がんと子宮頸がんがあります。

子宮体がんは、子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮内膜の細胞が異常増殖する病気です。
しかし、生理のある人ならば毎月の生理によって子宮内膜も毎月剥がれ落ち、がんになる前に排出されてしまいます。
そのため、規則正しい生理のある人は、まずかからない病気で、かかるリスクの大きい人は生理不順の人や更年期の女性です。

初期症状のサインは、閉経前の人ならば生理不順です。
生理時以外に少量の出血があります。
閉経後の人は、赤色・黒色どちらの出血でも、子宮体がんの疑いがあります。

40歳未満で、早期がんの0期ならば、高容量黄体ホルモン療法で60％の人が治ります。
この場合のがん治療では子宮摘出手術は必要ありません。
これ以降の進行がんでは、抗がん剤でがんを小さくしてから手術をする、ネオアジュバンド化学療法が行われます。

子宮頸がんは性交によりHPV(ヒトパピロマウイルス)に感染して起こります。
早期がんであれば、患部だけを切除する円錐(えんすい)切除で直せます。
円錐切除は日帰り手術もでき、妊娠・出産も可能です。
進行がんの場合は、抗がん剤でがんを小さくしてから手術します。

子宮体がんと子宮頸がんは、どちらも早期発見・早期治療が大切です。
早期発見であれば、がん治療は効果的であり、そのために定期的な診断が重要なのです。
子宮体がんの検査は、生理不順の人や更年期の女性、50歳以上の女性は半年に1回が望ましいです。
      
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   <title>抗がん剤</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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      多くの種類のある抗がん剤は、がん治療に欠かせないものです。
がん細胞の分裂が早いことから、がん治療で使われる抗がん剤は、分裂の早い細胞を攻撃する特徴があります。
抗がん剤と言えば強い副作用が想像されますが、抗がん剤の進歩はめざましく、また副作用を和らげる薬もできています。
がんが全身に散らばる可能性があって、局所の手術などでの治癒が難しい場合などで用いられています。

がん細胞は、DNA合成や細胞分裂を頻繁に繰り返し増殖スピードが速いのが特長です。
この性質をもった細胞を抗がん剤は攻撃し、がん細胞の増殖を抑えるのです。

しかし、がん細胞だけでなく、毛髪の細胞も増殖スピードが早いため、抗がん剤の副作用で毛髪の細胞も攻撃されてしまうことがあります。
これが、副作用として毛髪が抜けてしまう理由です。

現在では、がん細胞だけを攻撃し、正常細胞をできるだけ傷つけない抗がん剤、分子標的薬などができています。

抗がん剤の使い方には、手術後、がんが転移、再発しないように使用する場合があります。
また、抗がん剤で大きながんを小さくして手術するのに用いられたりしています。
抗がん剤を複数用いることで、それぞれの抗がん剤の長所を活かし、副作用を少なくし、進行がんを手術できるようになっています。

抗がん剤の種類には、細胞障害性抗がん剤と分子標的治療薬があります。
細胞障害性抗がん剤は、代謝拮抗剤（たいしゃきっこうざい）、毒ガス研究から開発されたアルキル化剤、抗がん性抗生物質、細胞の中にある微小管の働きを止めることにより、がんを死滅させる微小管阻害薬などに分けられます。
      
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   <title>健康食品の危険性</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      がん治療を続けながら、健康食品を利用している方は少なくありません。
確かに健康食品は薬ではなく食品ですが、摂取する方法によっては、健康になるどころか逆に健康を損ねてしまう危険性もあり、決して過剰に摂って良いという訳ではありません。
ここでは、そんな健康食品について考えていきましょう。

さて、健康食品とは何でしょうか？
一般に販売されている健康に配慮した食品には特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品があります。
特定保健用食品は健康上有効であるという結果が明らかになっている必要があります。
栄養機能食品は、特定のビタミンやミネラル補給のための食品で、国の定めた基準を満たしていれば栄養機能表示が許されます。
トクホの食品は1日の摂取量が表示されているものもあります。
しかし、一般に健康食品として販売されているものは、このような特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品ではありません。
健康食品と言われる商品は、あくまで一般の食品に分類されるものです。
しかも、がんに効果がある特定保健用食品は、今まで販売されていません。
従って、がんに効果のある健康食品という商品は、現在存在してはいないのです。

栄養素には摂取しすぎる体に蓄積するなど、逆に体に悪影響を与えるものもあります。
サプリメントなどを摂りすぎることは、必ずしも健康にはつながりません。
健康食品は、がん治療として摂取するのではなく、あくまで食品として安全な食べ方をしなければならないものなのです。
      
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   <title>ホルモン療法</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      乳がんが早期発見された山田邦子さんが、外科手術、放射線治療の後、受けているがん治療がホルモン治療です。
ホルモン療法とは、抗ホルモン剤の投与により血液やリンパ液によって全身に散らばった可能性のあるがん細胞の増殖を抑えて、がんの転移・再発を防ぎます。
この療法は、ホルモンが関係する乳がんや子宮体がん、前立腺がんなどに効果のあるがん治療です。

がんの成長に必要なホルモンを止めることで、がん細胞に栄養が届かず、がんの発育の阻止が期待できます。
山田邦子さんが飲んでいるノルバデックス（一般名タモキシフェン）は、エストロゲンという女性ホルモンの働きを妨害して、がんに栄養が届かないようにする治療薬です。
がんの発育阻止のコントロールをする治療薬なので、長期間の治療となります。
ノルバデックスでの治療期間は5年です。

ホルモン療法は正常な細胞を攻撃しないので、吐き気やだるさ、脱毛といった大きな副作用はあまりありません。
しかし、抗ホルモン剤の投与によって更年期障害などの副作用があります。

男性がかかる前立腺がんでは男性ホルモンと強いかかわりがあります。
前立腺がんでは精巣を取ってしまう場合もありますが、それができない場合などは抗ホルモン剤を投与することとなります。
そのため、この場合の抗ホルモン剤は男性ホルモンを抑える女性ホルモン剤を投与します。
このため、副作用で女性と同じような更年期障害の症状が起こることがあります。
      
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   <title>山田邦子さんの乳がん治療</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      タレントの山田邦子さんは、2007年3月、テレビ朝日系列「最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学」の出演後、番組で紹介された家庭でできる乳がんの視診・触診によって乳房の中のしこりを見つけました。
番組では、乳がんのしこりが触るとどのような感覚なのかを、肉まんの中の梅干の種のような感覚と紹介し、邦子さんが触診したときにも、そのような感覚があり、しこりとわかりました。
検査の結果、左に1つ、右に2つの小指の先ほどの腫瘍が見つかり、医師からは早期発見であると告げられました。
このため、邦子さんのがん治療は乳房を切除することなく、2度の手術の温存手術を受けました。
手術後、同じ番組に出演し、乳がんであったことを報告しました。

温存手術であったため、手術後もがんの病巣根絶のための放射線治療が続きます。
邦子さんは、放射線治療前の説明で、左は進行性のないがんだったものの、右は進行する可能性のある浸潤（しんじゅん）がんであると告げられます。
浸潤とはがんが周囲の組織にもぐりこんでしまうことです。
放射線治療が終わると、次にホルモン剤投与があり、経過観察に8年かかると医師から告げられます。
放射線治療の吐き気などの副作用についても説明がありました。
病院には土日を除く毎日通い、放射線治療が連続30回終わるとホルモン剤投与に移ります。

放射線治療終了後のホルモン投与では、ノルバデックスDという薬を1日1回飲むことになりました。
女性ホルモンを抑える、乳がんにはよく使われる薬です。
服用期間は5年間です。

邦子さんは、乳がんになってから、ピンクリボン運動に参加し、乳がんの早期発見、早期治療の啓発につとめています。
邦子さんの受けたがん治療の体験が、今、多くの人の命を救っているのです。
      
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   <title>悪性胸膜中皮腫とアスベスト</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      平成19年1月、医薬品会社の日本イーライリリーの悪性胸膜(きょうまく)中皮腫向けの薬、ペメトレキセド（商品名アリムタ）の製造販売が、厚生労働省から承認されました。
悪性胸膜中皮腫は進行してから診断されるため、それまで有効ながん治療の方法がありませんでした。
悪性胸膜中皮腫は、静かな時限爆弾と言われるアスベスト(石綿)吸入が原因のがんで、発症は曝露から20～50年とされています。

中皮は、肺を包んでいる肺膜、胃腸・肝臓などの腹部臓器を包んでいる腹膜、心臓を包んでいる心膜を覆っています。
この中皮から発生した腫瘍が中皮腫で、部位により、胸膜中皮腫・腹膜中皮腫・心膜中皮腫があります。
胸膜中皮者・腹膜中皮腫の原因がアスベストです。
さらに、中皮腫には良性のものと悪性のものがあります。
悪性のものには、1ヶ所にかたまりを形成する限局性のものと、広く胸膜や腹膜に沿って発育する、びまん性のものがあります。
良性のものは、すべて限局性の中皮腫です。
限局性、良性の中皮腫のがん治療では、外科療法での治癒が期待できます。

2005年、大手機器メーカーのクボタが、従業員および周辺住民にアスベストが原因と思われる中皮腫などの疾病が多数発生していることを発表し、社会問題となりました。
アスベストは結晶が繊維状になった鉱物で、熱に強く、化学薬品にも溶けず、加工が楽で価格が安いため、断熱・耐火・吸音など様々な用途で使われました。
天井や壁にセメントと混ぜて吹き付けられ、防火カーテン、ドライヤーなど身近なものまで、3,000種類にものぼる用途に使われました。

アスベスト吸入が原因となる疾病には、悪性中皮腫の他、肺がん、石綿（アスベスト）肺があります。
石綿肺は肺が繊維化してしまう、じん肺(肺繊維症)の1つです。
      
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   <title>肺がん</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      肺がんは大きく分けると、小細胞がんと非小細胞がんに分けられます。

非小細胞がんは、さらに下記のような種類があります。
・腺がん
内臓の分泌物を出す腺組織にできるがんで、肺がんの60％を占めます。
・扁平上皮がん
肺の入り口付近にできる、気管から気管支内部を覆っている細胞組織にできるがん。
喫煙との関係が大きく、非喫煙者はほとんどかかりません。
転移が遅いので、完全にがんを切除できると治癒の可能性が高く、放射線治療も有効です。
・大細胞がん
肺がんの約5％を占めます。
肺の末梢部に多いがんです。

非小細胞がんは、進行は比較的穏やかなものの、がん治療において抗がん剤が効きにくいがんです。

小細胞がんは、喫煙者や喫煙経験者に起こります。
比較的に他のがん細胞と比べ小さな細胞なので、この名があります。
小細胞がんは、腫瘍の発育が早く、転移を起こしやすいのですが、がん治療において抗がん剤や放射線治療が有効ながんです。

初期症状は小細胞がん・非小細胞がん共に、咳、痰、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛、背痛などです。
肺がんの原因は、喫煙、受動喫煙、排ガスなどによる大気汚染、アスベストなどがあげられます。
特に肺がんと喫煙との関係は大きいですが、喫煙は肺がんだけでなく、胃、肝臓、腎臓、骨髄性白血病など他の多くの部位のがんのリスクとなります。
がん予防には、禁煙は最も確実であり、禁煙はがんだけでなく、肺炎や心筋梗塞などの病気の予防にもなるのです。
      
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   <title>肝臓がんの治療</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:55Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      肝臓がんは肝臓から発生したがんである原発性肝がん、他臓器から肝臓に転移したがんである転移性肝がんの2つに大きく分けられます。
肝細胞がんと胆管細胞がんが、原発性肝がんの95％を占めます。
残りの5％には、肝細胞芽腫(小児の肝がん)、成人の肝細胞・胆管細胞混合がんなどがあります。
成人の肝臓がんの90％は肝細胞がんです。

肝臓がんの治療は、外科療法、穿刺療法、肝動脈塞栓術が中心です。
この他に、肝臓のがん治療には放射線療法や化学療法などがあります。

・外科療法
がんを含め肝臓の一部を切除する肝切除は、最も効果的ながん治療の1つです。
肝臓移植は、肝硬変などによって肝切除が困難な場合に行われます。
脳死肝移植はほとんど行われておらず、肝臓移植は生体肝移植が中心となっています。

・穿刺療法
経皮的エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法があります。
ラジオ波焼灼療法の方が少ない回数で優れた効果があるため、現在は穿刺療法においてラジオ波焼灼療法が主流です。
ラジオ波焼灼療法は、体外より特殊な針を肝臓がんに挿し込んで通電し、がんを焼灼する療法です。
がんの大きさが3cmより小さく、個数が3個以下のがんで行われます。

・肝動脈塞栓術
肝動脈を詰まらせ、がんに酸素を供給する血流を遮断してがんを死滅させます。
カテーテルを足の付け根の動脈から肝動脈にいれ、腫瘍近くにカテーテルを挿入します。
そこから、動脈を塞いでしまう薬や、腫瘍を固める薬を挿入します。

このように、肝臓がんの治療では、がんの位置などによって様々な治療法が使われているのです。
      
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   <title>がんの検査法</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.net-v-7.com/">
      がんの検査には様々な方法があります。
がん検診の際には、検査内容についてよく知っておく必要があります。

・PET(Positron Emission Tomography ＝ 陽電子放射断層撮影)
陽電子(ポジトロン)を放出する放射線同位元素で標識された薬剤を注射し、薬剤の体内分布を特殊カメラで映像化します。
細胞の活動性を画像化するため、悪性腫瘍の性質(悪性度)の診断や転移・再発巣の診断、治療効果の判断に有用性が高いです。
PETでは超早期のがんが映せない問題があります。
また、肺がんはPETよりもCTの検診が精度は高いと言われています。

・腫瘍マーカー
がん細胞のマーカーと呼ばれる目印に、がんの特異的な物質を出すものがあります。
そのような物質を血液中で測定する検査します。
腫瘍マーカーは、進行した悪性腫瘍に対するがん治療の効果があがっているか、再発しているかどうかを調べる検査法なので、早期発見に使えるという位置にはありません。

・胸部ヘリカルCT
小さな肺がんを見つけるのに有効な検査法です。
ベッドに横になって息を止め、X線で撮影します。
肺がん以外には、呼吸器、循環器など胸部の病気を見つけることができます。

このような検査でがんが早期で見つかったら、がん治療によって延命の確率が高くなります。
がんは早期で発見された場合、ある程度治療できる病気です。
がん検診を定期的に受診することは、生活を守るためにも重要なことなのです。
      
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   <title>がん対策基本法</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:54Z</published>
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      日本では、年間30万以上の人ががんで亡くなっています。
発症者はその倍の50～60万人います。
高齢化に伴って、がんになる人がこれから増加すると推測されています。
日本のがん対策は1984年「対がん10か年総合戦略」が始まりました。
2004年からは「第3次対がん10か年総合戦略」が始まっています。

そして、2006年に「がん対策基本法」が成立、翌年4月施行されました。
2006年、民主党の山本孝史参議院議員(2007年12月死去)ががん患者であることを公表し、成立を目指した法律です。
がん対策基本法は、がん予防と早期発見の推進、がん医療の均てん化の推進、研究の推進により、国民が住む場所にとらわれず、平等で適切ながん治療を受けられるようにすることが求められています。
施策として、がん予防の推進と検診の質の向上などが定められています。

がん対策基本法では、検診方法の検討、事業評価の実施、がん検診を行う医療従事者の研修の実施を明記し、がん検診の受診率向上に必要な施策の実施を促しています。
がん検診に比べると、症状がある外来受診だと進行がんが多く見つかり、場合によっては、がん治療ができないことがあります。
そのようなことを防止するために、がんは早期に発見し、がん治療を行うことが大切なのです。
無症状のうちに検診で発見することで、亡くなるリスクを減らすことができるのです。

検診によって、がんは100％発見できるわけではありません。
しかし、がんの早期発見によるがん治療はあなたの命を救うのです。
      
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   <title>特定疾病保障保険</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:54Z</published>
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      特定疾病保障保険は、保険会社によって特定疾病保険、3大疾病保障保険、重大疾病保障保険などとも呼ばれています。
がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中(くも膜下出血、脳内出血、脳血栓、脳梗塞など)によって、所定の状態になった場合、死亡保険金と同額の保険金が受け取れる保険です。
ただし、支払われる条件が会社によって異なるので、約款の確認が必要です。
特定疾病保険金を受け取った後は、主契約として契約した場合には契約は消滅します。
特約として契約した場合では、特定疾病保険金特約がなくなり、他の主契約や特約の保障は継続します。
特定疾病にならないまま亡くなった場合には死亡保険金が、所定の高度障害契約になった場合には高度障害保険金を受け取ることができます。

特定疾病保険金が支払われる条件は、悪性新生物(がん)の場合には、保険契約の責任開始以後、初めてがんにかかったと医師に診断されたときです。
上皮内がん、皮膚がんは対象外ですが、皮膚の悪性黒色腫は対象です。
急性心筋梗塞では、心不全、狭心症、心筋症は特定疾病保険金支払いの対象外です。
責任開始後の疾病が原因で急性心筋梗塞となり、その疾病により初めて医師の診察を受けた日より60日以上労働が制限される状態が継続したと医師に診断された場合に特定疾病保険金が支払われます。
脳卒中は、責任開始後の疾病が原因で脳卒中となり、その疾病により初めて医師の診察を受けた日より60日以上言語障害・運動失調・まひなど他覚的な神経学的後遺症が継続した場合に特定疾病保険金が支払われます。

特定疾病保障保険で高度障害保険金が支払われる条件は、被保険者が疾病や傷害で両眼の視力を永久に失ったり、言語や租借(そしゃく)機能をすべて永久に失ったり、約款に定められた高度障害状態になったときです。

保障される疾病であっても60日以内に症状が収まった場合には、保険金が支払われない場合があることを知っておきましょう。
がん治療を行っても、対象外であると保険金が支払われずトラブルになることがあります。
安心してがん治療などを受けられるようにするための保険です。
契約の際には、必ず内容を確かめ、わからないことは躊躇なく質問することが大切です。
      
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   <title>がん保険・がん特約</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:54Z</published>
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      もし、がん治療が必要になった時のことを考えて、がん保険に入っている人、生命保険にがん特約をつけている人、これから入ろうと考えている人は多いと思われます。

がん保険は、保険の対象になる病気をがんに特定した医療保険です。
がんによる入院給付金は無制限です。
注意しなければならないことは、がん保険は契約してから90日もしくは3ヵ月後(会社によって違います)、保障が開始されることです。
この90日もしくは3ヵ月を待ち期間と言い、待ち期間内でがんと診断されたときは、契約は無効となるので、注意が必要です。

がん保険の約款では、がんのことを通常「悪性新生物」と書いてあります。
がんであれば、すべてが保険の適用になるわけではありません。
上皮内がんや皮膚がんの一部では、適用にならないものがあり、その場合には保険金は支払われません。
また手術したものの、がんではなかった、良性腫瘍だった、という場合も通常は保険金が支払われないので、がん保険に加入している人は一度約款を確認してみてください。
がんと診断されたときに受け取れる、がん診断給付金は1回のみ受け取れる会社、複数回受け取れる会社があります。
また、がん高度障害保険金は、がんを原因として高度障害になった場合に受け取れますが、がんが原因でなくて高度障害になってしまった場合、受け取れる商品と、その後の保険金が免除になる商品があります。
がん通院給付金は、がんで入院し、退院後の通院でのがん治療で受け取れる給付金ですが、会社によっては入院前の通院でも給付金を受け取れる場合があります。
がん特約に関しても、がんの種類によって対象とならない場合がありますので、必ず約款を確認する必要があります。
このように、がん保険は注意しなければならない内容が多いので契約する際には、必ず説明を受け、わからないことがあれば遠慮なく質問することが大切です。
      
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   <title>がん患者に対する様々な給付・減免制度</title>
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   <published>2008-12-18T17:03:54Z</published>
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      身体障害者などに対し、日常生活を補助するための、補装具(車椅子など)の支給や日常生活用具の給付があります。
補装具には、肢体障害者のための車椅子や歩行器、歩行補助つえ(一本杖を除く)、円座、義肢などがあります。
身体障害者手帳、補装具費の支給申請見積もりなどの申請が必要です。
利用者負担は原則1割となります。

日常生活用具の給付には、障害に応じて様々なものがあります。
申請に必要なものは障害者手帳(身体・療育・精神)、指定業者の見積書などが必要で、利用者負担は原則1割です。
がん治療などによって人工肛門(ストマ)をつけた人に対する蓄便袋への補助の場合、補装具交付申請によって補装具交付券が給付されます。
申請は居住地の市町村自治体の障害福祉課などです。

税金の減免制度としては、確定申告や給与年末調整時の障害者控除や、払いすぎた所得税が戻ってくる医療費控除があります。
ストマ装具購入費も医療費と認められています。
身体障害者手帳を持っている人に対しては、携帯電話の基本料金などの割引、NHK放送受信料の減免、JRや私鉄料金、国内航空運賃、タクシー運賃など様々な割引もあります。
自治体独自の減免制度もあるので、わからない場合には自治体や企業の窓口へ問い合わせましょう。

がん治療にはお金がかかりますが、上記のような給付、減免、割引を利用して生活費の負担を減らしましょう。
お金の心配を減らすことが、がん治療を成功させることにもつながるのです。
      
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   <title>障害年金</title>
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      障害年金には、国民年金加入者が受給できる障害基礎年金と、厚生年金加入者(被保険者)対象の障害厚生年金があります。
身体障害者手帳取得の有無は障害年金受給とは関係ありません。

・障害基礎年金
国民年金加入中に初診日のある疾病により障害の状態となった人、もしくは加入をやめたあと60～65歳で国内に住んでいる時に障害となった人に支給されます。
初診日が20歳未満の人は、等級の1級・2級に当てはまるとき、20歳になった時より障害基礎年金を受給できます。
保険料納付済期間(保険料免除期間を含む) が加入期間の2/3以上なければいけません。
等級の基準は、身体障害者手帳・療育手帳と障害基礎年金では違うので注意が必要です。

1級は支給年額990,100円＋子の加算、2級は792,100円+子の加算で、支給月は2・4・6・8・10・12月です。
この場合の子とは、20歳未満で障害等級1級・2級の子、もしくは18歳到達年度が3月31日を過ぎていない子です。
第1子・第2子の加算は各227,900円、第3子以降は各75,900円です。

障害等級1級とは、両上肢もしくは両下肢の機能に著しい障害がある、両眼の矯正視力の合計が0.04以下、などです。
2級は、1上肢もしくは1下肢の機能に著しい障害がある、両眼の矯正視力の合計0.05以上0.08以下、などです。

・障害厚生年金
厚生年金加入中に診日のある疾病により障害の状態となった人が受給できます。
障害等級1級～3級の人が受給できます。
1級・2級の基準は障害基礎年金と同じで、3級は両眼の矯正視力が0.1以下などです。
年金額は収入により異なります。

がん治療を受け、障害年金を受給できる人は申請をして生活費の負担を軽くすることを考えてみましょう。
費用がかかるからとがん治療を受けないことがないよう、必要な補助を上手に利用してください。
      
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   <title>がん治療と医療費　―　身体障害者手帳</title>
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      身体障害者手帳とは、身体障害者が各種援護を受けるために必要な手帳です。
がん治療により、人工肛門をつけた場合などが身体障害者に相当します。
次の障害の人に交付されます。
手帳の等級には1～6級があります。
肢体不自由の7級の方には手帳の交付はありません。

・視覚障害　1～6級
・聴覚障害　2～4級・6級
・平衡機能障害　3級・5級
・音声機能・言語機能・そしゃく機能障害　3級・4級
・肢体不自由　1～6級
・内部障害(心臓・腎臓・呼吸器・ぼうこう・直腸・小腸)　1級・3級・4級
・内部障害(免疫機能障害)　1～4級

手帳の交付には、申請書・指定医師の診断書・写真・印鑑が必要です。
身体障害者手帳の交付に必要な診断書は指定医師しか書けませんので、担当の医師が指定医師かどうか、事前に自治体の障害福祉課などに問い合わせてください。

身体障害者手帳を持つ1～3級の方は、重度障害者医療費の助成があります。
国民健康保身・各種医療保険の被保険者、被扶養者で、本人・配偶者・被扶養義務者の所得が一定基準以下、3級の内部障害者以外の人は世帯員に住民税の所得割が課せられていないこと、これらのすべてを満たす人です。
外来は1医療機関1日500円限度に月2回1,000円までの負担、入院は月2,000円限度です。
3ヵ月を超える入院は、4ヶ月目から一部負担金がありません。
前年給与収入・年金収入65万円以下の低所得者の場合には、さらに軽減があります。

さらに、身体障害者手帳の交付を受けた人で障害程度の軽減・機能回復を目的とした医療を指定医療機関で受ける更生医療があり、自己負担額が原則として医療費の1割負担となります。
ただし、世帯の所得水準に応じ1ヶ月あたりの負担に上限があります。

このような制度の利用より、がん治療の医療費負担を軽減できるのです。
      
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   <title>がん治療と医療費　―　高額療養費</title>
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      がん治療をする上で大きな問題になるのが医療費です。
がん治療は長期間に渡るので、医療費は家計を圧迫しかねません。
しかし、高額療養費や身体障害者の医療費負担枠、障害年金など上手に利用することで医療費の負担を抑えることができます。
医療費の減免が認められるのに、高額な医療費を負担し、それが重圧とならないよう、利用できるサービスがあるかどうかを調べることも大切です。
医療費負担を軽減することもまた、大切ながん治療となるのです。

高額療養費は、長期入院などでの高額な医療費負担を軽減させる目的で、その月の1ヶ月(その月の1日～末日)の自己負担額が所定の金額を超えた場合に、超えた部分が返還される制度です。
ただし、保険の対象とならない食費や差額ベッド代などは対象とはなりません。

以下は70歳未満の被保険者・被扶養者の入院、もしくは入院と外来の合算での自己負担上限です。
上位所得者(標準報酬月額53万円以上)の自己負担上限額は、150,000円＋(医療費の総額―500,000円)ｘ1％です。
一般(標準報酬月額53万円未満)の自己負担上限額は、80,100円＋(医療費の総額―267,000円)ｘ1％となります。
低所所得者(市町村民税非課税など)は35,400円です。
入院が長期に渡るなど、その年の高額療養費支給が直近の12ヶ月で4回以上になる場合には、4回目から上位所得者は83,400円、一般は44,400円、低所得者24,600円です。

以前は、高額療養費制度を利用するには、申請後3ヵ月過ぎてから、上限額を越えた部分が返還されていました。
しかし、平成19年4月より、事前の手続きにより一医療機関ごとの窓口での支払を自己負担限度額までにとどめることができるようになっています。
      
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